共同受発注とは?
就労支援事業所では、その規模等によって大規模な発注には対応できないことが多く、 せっかくの受注機会をみすみす失うことも多くあります。
このような状況を打開するため「複数の事業所が協働して受注、品質管理等を行う」ため「共同受注窓口」が整備されています。
「くまジョイ」は障害者就労支援事業所が提供できる製品(商品)や役務の情報を発信し、その情報等をもとにして、障害者就労支援事業所と発注元企業との仲介的な役割を果たす共同受注窓口との一体的な情報共有の仕組み作りを目指し構築しました。
地域で障害者就労支援事業所と発注元企業が、調達を通じて、双方にとってメリットをもたらすような取り組みの実現が出来ればと考えております。
活用事例
箱折り
シール貼り
袋詰め
犬のトリミング
クッキー作り
パウンドケーキ作り
包装作業
データ入力
Webサイト作成
布織り
除草作業
草刈り
商品仕分け
エアコン清掃
剪定作業
清掃作業
農作業
工場内作業
共同受注ご利用の流れ
お仕事の相談を共同受注窓口にお問合せください。
共同受注窓口とお仕事の量、金額、納期等をご相談ください。各就労施設と打合せ後、ご連絡させていただきます。
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お仕事が決ま りましたら各就労施設にてお仕事を開始します。
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お仕事が完了しましたら商品を納品させていただきます。
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「SDGs」にも配慮
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、世界の国々が話し合い、2030年までに世界が取り組むべき17の目標として2015年9月に国連総会で採択されました。この目標、実は新しいものではなく、2000年から2015年に掲げられたMDGs(ミレニアム開発目標)の目標や指標が含まれています。
MDGsは、開発途上国の貧困・教育・健康・環境などの改善に一定の成果を挙げたものの、世界共通の新たな課題への対応が必要となりました。そこで、MDGsを現状に即して拡張し、先進国と途上国を問わず、世界が一丸となって達成すべき目標を加え、新たに策定されたのがSDGsです。
また、企業がビジネスを通じてSDGsに取り組むことは、企業の存続基盤を強固なものにするとともに、未だ開拓さていない巨大な市場を獲得するための大きな「機会」となり得ます。
障害者優先調達法に対応
【共同受注窓口の運営事例】
障害のある人が自立した生活を送るためには、就労によって経済的な基盤を確立することが重要です。このためには、障害者雇用を支援するための仕組みを整えるとともに、障害者が就労する施設等の仕事を確保し、その経営基盤を強化することも必要です。このような観点から、平成25年4月より、国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律が施行され、国や地方公共団体等は、障害者就労施設等から率先して物品等を調達するよう努めることとされました。